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zoom RSS ゴキ当たり年

<<   作成日時 : 2006/08/15 23:40   >>

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庶務を担当している派遣さん(人妻)が、そっとオレの耳元で囁く。

「ウオさん、隣のシマでゴキブリが出ました」

上司が吹き出す。「オマエ選ばれてるなぁ」
隣のシマなんだろ?隣の誰かに処分してもらえよ!
(心の叫び)

早くしてください、と訴えられ、出張サービス(ボランティア)に赴く。

派遣さんは何故か既に殺虫剤をお持ち。
自分でやれよ。家で自分しかいなかったら、やってんだろ?
(心の叫び)

シマっていうのは、同じ課の人間で構成された班のこと。
担当ごとに机を固めてて、それが島のようにポツポツあるから、シマ。

オレの属するシマは、上司筆頭に合計4名と端末3台。
うち2名は違う業務担当。実質、同じ業務やってんのは上司とオレだけ。
隣のシマはその課の代理を含めて合計6名。
同じ部だけど課が違う、隣のシマ。

発生場所は、代理の机付近。
代理に告げると、「ええ、どこどこ?」と慌てる。知らんかったのか。
代理が机の下にアタマを突っ込んだとき、その脇から1匹のゴキ登場。
小さくない。やっぱり5センチくらいはある、黒いヤツだ。

ヤツは代理の机を離れ、通路を隔てた所にあるコピー機の下に逃げ込む。
もういいやオレ遠いから、と言うと二人にコピー機の前に突き飛ばされた。

通路に這いつくばり(今思うと、さっきゴキが通ったトコだよな)、
コピー機の下を覗き込む。暗くて見えない。
とりあえず適当に殺虫剤を吹き付けたら、慌てて脇から飛び出す。

そのコピー機に一番近い席が、隣の部の副部長。

グルメ同好会事務局担当(らしい)、素面でもオヤジギャグ炸裂のヘンなオッサン。
…ヘンなオッサン多いな、オレの周り。でも、オレはそんな副部長と仲良し。

ゴキは副部長の机をめがけて走る。オレは当然ゴキを追うわけだが、
副部長は「ウオがついに逆襲しにきた」と一瞬本気で思ったそうだ。
(オレは副部長にジョークで殺虫剤を向けたことがあり、倒れてくれた)

ホンモノですよ、ホントに今、足元に行きましたから。
と言って机の下を覗く。副部長も覗く。
するとまたヤツは反対側から走り出す。
ものすごい元気で方向感覚もバッチリなヤツだ。
副部長はヤツと反対方向に向かう。おいっ。

でも悲しいかな、フロアはカーペットなんだな。
ヤツのアンヨに生えた強毛?が引っかかり、上手く走れない。
最終的には、遠巻きの野次馬に見守られながら最期を遂げた。

上司「オマエの肩には無数のゴキが乗ってんだろうな、盆だし」
そうか、その怨霊のエネルギーが金曜日に炸裂したのか!
…ダメじゃん、せっかく治ったのに。増やしてどうする。

派遣さんによると、女性社員の間ではゴキ退治はオレの仕事だ、
と引き継がれているらしい。フツーに処分できるから、とのことだ。

フツーじゃない処分って何?と聞くと、
隣のシマの先輩はティッシュでいきなり鷲掴みにし、
オレの同期は霞がかかるほどの量の殺虫剤を1匹のために消費するそうだ。

いやー、光栄の至りです。
…これから絶対、全部踏み潰す。

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